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INTERVIEW

2021年10月展「PLUG IN│Editorial GRAND PRIX」に選ばれた「日本野鳥の会」

ダイワボウアドバンス株式会社
UPLOADED 18 FEBRUARY, 2022

2021年10月に開催された合同展「PLUG IN│Editorial」(繊研新聞社とCREDITSの共催)で、来場者が印象に残った出展ブランドを選出する「PLUG IN│Editorialグランプリ」で、一位にダイワボウアドバンスの「日本野鳥の会」が輝いた。このほど記念品のトロフィーがチームに贈呈された。ブランドを監修する、こいしゆうかさん、営業部開発マネージャーの北村篤男さん、商品部企画課課長の佐藤淳さん、営業部の山田拓夫さんが受賞などの思いを語った。

おめでとうございます。

「投票数が一番多いとは思っていませんでしたのでとても驚きました。トロフィーまで頂いて感激です」

評価された点は何だと思いますか?

「展示会の期間中には新しい出会いがあり、たくさんの来場者に見て頂きました。やはり野鳥の会の知名度に加えてレインブーツの認知度も大きかったと思います。さらに現在のアウトドアブームも追い風になって商品への期待が票につながったのかもしれません」

キャンプやアウトドアは盛り上がっていますね。

 「すでに市場には数多くのブランド、商品があり、売り場やネット販売も広がっています。高機能素材の商品も増えています。そこで私たちは既存ブランドとは違った提案で販路開拓を目指しています」

どんな提案ですか?

「目指しているのはバードウオッチングの手軽さが感じられて日常のレジャーに通じるライフスタイル寄りの提案です。企画テーマは「かろやかにやさしくめぐる」です。機能性を前面にしたアウトドア商品でなく、非日常の山奥でのキャンプのイメージではありません。もちろん地球環境に優しいサステイナブルな素材や高機能素材は使いますが、鳥の生きる自然を身近に感じて、自然への興味を抱く入り口になる商品、日本野鳥の会のイメージを生かした展開です」

定評の「バードウォッチング長靴」ですね。

「日本野鳥の会は1934年に設立された、約4万人の会員を抱える自然保護団体。野鳥の調査研究や自然保護活動だけでなく、野鳥の観察に役立つ観察用品や図鑑、雑貨なども開発・販売しており、その収益を同会の活動に役立てています。その中から04年に誕生したのが「バードウォッチング長靴」で、軽くて快適に歩けるうえ、筒部分を丸めてコンパクトに収納できるので野外フェス参加者や一般のキャンパーにも人気です。ブランドとしては伊藤忠がマスターライセンサーで、弊社はアパレルで契約してバードウオッチングやレジャーキャンプ、日常の外出着としても地球環境に優しい服を深堀していきます」

具体的な商品は?

「5月に投入する米綿使いのTシャツからスタートして秋からは薄手パーカーやウインドブレーカー、レインウエアが加わります。基本的には、新商品を次々と投入するより、シーズンレスで長く愛用してもらえるように提案は絞っていきます。価格もTシャツ3500~3900円、トレーナー8000円前後とアウトドア専門店で買いやすい設定です」

ブランドの監修にこいしゆうかさんがされているのも注目ですね

「こにしさんはイラストレーター・エッセイ漫画家で、キャンプコーディネーターの肩書も持つ方です。こいしさんに参加して頂いてブランド全体の企画テーマの設定をはじめ、愛らしいBのマークなど、軽やかさと優しさが加わったものになりました。今後もこの方向で発展していきたいと思っています」

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